南禅寺門前で頂く美味しいゆどうふは、雰囲気も抜群でお腹いっぱいになり満足しました
- 4.0
- 旅行時期:2015/04(約11年前)
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by toshikunさん(男性)
下鴨・宝ヶ池・平安神宮 クチコミ:5件
哲学の道の桜を愛でた後、南禅寺までやってきました。金曜日の午後三時半ころ、歩き疲れていたので少しでも近い奥丹南禅寺店に入ろうとしたところ、奥に行列があるのですが、入り口で売り切れだと断られてしまいました。空腹と足の疲れを堪えてさらに歩いて南禅寺順正までやってきました。こちらは行列もなく、座敷ならすぐに入れるとのことでしたが、妻はひざが悪く座敷がつらいので、テーブル席を希望したところ、今片づけるので少し待ってほしいとのこと、土産物屋の横に屋根つきのベンチがしつらえてあり、座って待つことができました。ほどなく、テーブル席に案内してくれました。ゆどうふは、花と月の二つのコースがあります。花はゆどうふ、ごまどうふ、炊き合わせ、豆腐田楽、野菜天ぷら、ご飯、香の物で3090円、月は花に加えて前菜と造里がついて4110円でした。お腹がすいていたので月と生ビールの中ジョッキを頼みました。すぐに土鍋が来て、続けてご飯と香物以外の皿が次々と運ばれてきました。最後に豆乳が来て、冷たいうちのお飲みくださいとのことでした。前菜は、卵焼きと黒豆入りのかまぼこ、菜の花の和え物、さつま芋と八幡巻きでした。どれも上品な味付けで綺麗に盛り付けてあります。造里(刺身)は白身とカンパチ(ハマチかも?)の二種盛り二枚ずつでしたが、良く冷えていて美味しく頂きました。ごま豆腐はあっさりとした味で私はゴマの香りがもう少し強くても良いかと感じました。豆腐田楽も上品な薄味でした。天ぷらはなす、蓮根、かぼちゃ、三度豆などがカラッと揚がっており、特になすが肉厚で美味しかった。塩が振ってあるそうで天つゆはありません。炊き合わせは椎茸、蕗、里芋、海老、かまぼこでこれも上品なお味です。色々な料理を味わっているうちにゆどうふが炊きあがります。お店の人がタイミングを見てくれて出来上がると「どうぞお召し上がりください」と言ってくれます。しかし、食べるための器がなく、どうやって食べるのかと困ってしまいました。すみません、どうやって食べるのですか?と聞くと、あ!失礼しましたと、どうやら器と出汁と葱を出し忘れていたようです。ゆどうふの鍋にはゆずと桜の花が浮かべてあり綺麗です。お豆腐はなめらかですが箸で持っても崩れない固さがあり、ゆどうふにぴったりです。美味しい出汁で頂くと、大豆の香りがして絶妙です。同じ京都でも嵯峨豆腐と比べると少しきめが粗いと感じました。ご飯と香の物はほしい時にお願いすると持ってきて貰えます。ご飯はしじみご飯でした。小さなしじみが少し入っていて、ふっくらとして美味しく、上品なお味です。ただ、妻が貝類を食べられないので、私が二杯頂くことになり、最後の方のゆどうふを妻に譲ってもお腹一杯になってしまいました。メニューにはご飯と書いてあるだけなのですが、妻によると最初にしじみご飯との説明があったそうです。妻は、頼めば白ご飯と代えて貰えたかもしれないとは思ったが黙っていたとのことでした。最後に黄な粉を使ったという野菜の形のカステラ焼き菓子を二つ、ビニール袋に入れてくれました。店員さんのミスはありましたが、接客態度はよく、料理も美味しく満足しました。残念なのは足が疲れていて綺麗と聞くお庭を散策する余裕がなかったことです。隣接する土産物店で京土産を買って帰りました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- 一人当たり予算:
- 5,000円未満
- 利用形態:
- ランチ
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- サービス:
- 4.0
- 雰囲気:
- 5.0
- 料理・味:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 観光客向け度:
- 5.0
クチコミ投稿日:2015/04/04
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