青函連絡船記念館摩周丸
- 3.0
- 旅行時期:2015/01(約11年前)
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by ミルさん(男性)
函館 クチコミ:13件
1988年の春を最後に青函連絡船は運航を終えました。函館の街にとって欠かせない存在だった連絡船の終焉とともにやって来たのが不況でした。かつて函館は北洋漁業、青函連絡船、函館ドックという産業の三本柱によって、北海道最大の人口を誇っていました。しかし青函トンネルの開業に伴い海上交通から鉄道交通へとシフトし、また200海里漁業規制で北洋漁業基地としての役目も終え、ドックも閉鎖、旅客輸送の主役が航空へと移り、こうして港町、函館は衰退化していきました。街の人口も減少を続け、現在は札幌、旭川に次ぐ3番目になってしまいました。函館の街を牽引してきた連絡船は外国や日本の各地に引き取られたり、またあるものは廃船となって消えていきました。そんな中、「摩周丸」ただ1隻だけが函館の地に残り、青函連絡船の歴史を後世に伝えるため記念館として係留されています。摩周丸がある場所はかつて実際の乗り場であった岸壁だそうです。内部は操舵室や無線通信室の見学、模型、パネル、映像などによる展示で連絡船の歴史を解説しています。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 展示内容:
- 3.5
- バリアフリー:
- 2.0
クチコミ投稿日:2015/03/25
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