伊藤若冲の生家は錦市場の青物問屋
- 4.0
- 旅行時期:2015/02(約11年前)
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by モッサンさん(男性)
二条・烏丸・河原町 クチコミ:6件
久しぶりに近くまで来たので雨もちらほらしていることもあり、アーケードのある錦市場に14時頃立ち寄ってみたが、日曜日ということもあって想像以上に凄い人出で思う様に商品をひやかして回れる状態ではなかった(アジアの観光客が多い)。一通り歩いて西の入口まで来たところで伊藤若冲の生家があったことを示すモニュメントがあるのに気付いた(同モニュメントは2013年5月に設置されたもので以前訪れた時にはなかった)。伊藤若冲は江戸時代中期に京都で活躍した画家であることはいうまでもないが、同モニュメントに若冲は京都錦の青物問屋の生まれ(長男)で、青物問屋の主人であった時期もあり、その影響で若冲の描く絵画には野菜が多く登場し、その極めつけは野菜涅槃図(果蔬涅槃図)で、中央に大根が横たわりその周囲には大根の死を嘆くさまざまな野菜や果物たちが描かれている・・・というような事が書かれていた。後で気になってこの涅槃図がどんなものか調べてみたが「変わり涅槃図」といわれているものの一つで涅槃図の様子がパロディ的に良く描かれたものだった(実物は京都国立博物館にあるが一般公開はされていないのが残念)。西の入口には若冲イメージの大きなタペストリーがかかっており、東西に続く錦市場のアーケードの中にはタペストリーが9枚あって長い錦市場のどのあたりなのかを案内する目的で2012年末頃から使用されているのだそうだ。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 休日の混雑は想像以上
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2015/02/23
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