2000年有珠山噴火口までハイキング気分で散策が可能です。

5.0
旅行時期：2014/10（約11年前）

by ぱくにくさん（男性）

洞爺（とうや）湖クチコミ：23件

最も直近の噴火である、有珠山の2000年の噴火の遺構や、その時の噴火口を見ることができます。

入口を入ると、まず熱泥流で流された国道230号の橋脚や、その橋脚がぶつかった集合住宅、泥流に埋まった町営の温泉施設の遺構を見ることができます。年月が経過して雑草が生えたりしていますが、もうそのまま残されている感じです。

入口から見て遺構の反対側は噴火口までのハイキングコース。
2つの噴火口（有珠山にちなんで有ちゃん、珠ちゃん）まで徒歩で向かうことができます。
途中、旧国道230号線を通りますが、そこから曲がって少し道を登ると、もう珠ちゃん噴火口。そこからさらに10分登れば有ちゃん噴火口です。

温泉街のいかに近くで噴火が起きたのか、歩いてみると分かります。
個人的には、1995年にこの地を訪れて、230号線はバスで通った道だったので、当時を思い出しても感慨深いものがありました。

有ちゃん噴火口は青緑色の水を湛えていてとてもきれいですが、そこまでの道は火山灰や細かい石や砂の急坂ですので、足元は十分注意してください。

私は２ｍぐらい滑って、しばらく腕と腰が痛かったです。