旭川駅構内の小さなアイヌの紹介コーナー

2.5
旅行時期：2014/12（約11年前）

旭川クチコミ：227件

旭川駅の東口、氷点橋方面へ抜ける通路横にあります。彫刻美術館ステーションギャラリーの隣で、アイヌ文化情報コーナーの名前ほどもない小さな紹介コーナーでした。10時30分～18時30分までで、それ以外の時間はシャッターが閉まっていて、ステーションギャラリーと同様、どこにあるか分かりにくいです。
旭川には、市の中心部から西へ10ｋｍほどのところにアイヌの聖地、神居古潭があります。函館本線の列車では昭和40年代に切り替わったトンネルを通過するため、まるで石狩平野が旭川まで続いているかのようですが、実は上川盆地から石狩平野へ抜ける石狩川が、神居古潭構造帯（変成岩の山地）を通過する際、水さかまき白い泡沫をたてる難所です。アイヌの魔神伝説が残る聖地でもあります。小さいコーナーですが、神居古潭の展示もありました。
北海道や千島列島、サハリンなど、アイヌ以外にもウィルタ、ナナイなど北方少数民族の分布などを示した地図もあり、アイヌ民族について簡単な紹介のなされているコーナーです。
ここで物足りない方は、旭川市内のアイヌに関する展示のある博物館などの紹介もあるので、それを見て更に訪れてみてもよいかもしれません。旭川駅東口を出るとレンタカーがあり、ル・シロシ向いの観光案内所ではレンタサイクルもあります。