1. ホーム
  2. 国内旅行
  3. 北海道
  4. 砂川・新十津川
  5. 砂川・新十津川 観光
  6. 旧樺戸集治監本庁舎 (月形樺戸博物館)
  7. クチコミ詳細
砂川・新十津川×
旅行ガイド
観光
グルメ
ショッピング
交通
ホテル
旅行記

旧樺戸集治監本庁舎 (月形樺戸博物館)

美術館・博物館

旧樺戸集治監本庁舎 (月形樺戸博物館) 施設情報・クチコミに戻る

網走ほどではないが、札幌の近くで

  • 4.0
  • 旅行時期:2014/11(約11年前)
しそまきりんごさん

by しそまきりんごさん(男性)

砂川・新十津川 クチコミ:44件

脱獄囚の矢野と雨宮は、たまたま非番だった看守を惨殺しました。
目と喉には木の枝が打ち込まれ、遺骸は打ち捨てられました。
ただちに非常線がはられ、山狩りが行われました。
二人は、村近くの丸太の下に隠れているところを、小便小僧に見つかりました。
たちまちのうちに非常を知らせる警告の音が鳴り響き、村中からすきやくわを持った村人が飛び出してきました。
二人は追手の看守にメッタ斬りにされ、その屍はスコップで集めないと運べないほどだったとか。
戸板に乗せられた二人の遺骸は監獄の中をゆっくりと回覧され、しばらく脱獄は起きなかったそうです。
実際にこの監獄で起こった事件だそうです。ノンフィクションです。
ただ、博物館ではここまで詳しく解説されず、むしろ、囚人たちの使役の労苦にスポットがあてられています。
その他にも脱走囚、囚人によるさまざまな話しが残っている監獄です。部分的、かつ簡単にその紹介もされていました。
網走監獄ほどではありませんが、札幌の近くで当時の監獄の様子を見学できる施設です。最後のコーナーでは、足に鉄球をつけてみたり、”たたき起こす”(正確には、たたき起こされる)を体験したりして、少しでも当時の囚人の気分に浸れます。なお、12月から3月の冬季は施設は閉鎖されます。博物館でも紹介されていますが、周辺には墓地や杉林など囚人にまつわる遺構が残っていますが、いずれも冬は雪のため訪れにくくなります。
開拓の時代、最果ての北の監獄での出来事を見学できる施設です。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
3.5
コストパフォーマンス:
4.0
人混みの少なさ:
3.5
展示内容:
4.0
バリアフリー:
2.5

クチコミ投稿日:2014/12/05

いいね!:1

利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する

PAGE TOP