明治の札幌開拓に先駆けて
- 3.0
- 旅行時期:2014/11(約11年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
札幌 クチコミ:1139件
豊平橋のすすきの側のたもとにある石碑です。昭和56年の銘のある比較的新しい碑ですが、内容は札幌開拓初期のころを顕彰したものです。江戸時代の末、まだ原野が広がる札幌で渡し守をしていた人物の碑です。和人はほとんど住んでいなかったようです。人が住んでいないのに川の渡し守?と思うかもしれませんが、このあたりに銭函から千歳まで通ずる札幌越新道という道があったそうです。
江戸時代の中期から後期にかけて北海道内には北辺防備のために官道が作られていました。様似山道やえりもの猿留山道、豊浦の礼文華山道などがあるそうですが、札幌越新道は江戸時代の末ころに作られたそうです。
豊平川も今とは全く違う様相で、碑の前にかかる豊平橋も頻繁に流されたそうです。渡し守も大変だったと思います。他にも創成川の一部を掘削したそうです。碑の裏側には簡単な人物の紹介が刻まれています。
豊平橋を渡った豊平区側には、橋の小史や、対岸で渡し守をしていた人物の碑もあるので、併せて訪れるとよいと思います。札幌開拓黎明期の歴史にふれあうことができます。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 2.5
クチコミ投稿日:2014/11/25
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