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建仁寺

寺・神社・教会

建仁寺 施設情報・クチコミに戻る

高精細複製技術もたいしたものです。

  • 4.5
  • 旅行時期:2014/06(約12年前)
モッサンさん

by モッサンさん(男性)

東山・祇園・北白川 クチコミ:6件

建仁寺は建仁2年(1202年)に鎌倉幕府2代将軍源義家の援助を得て、京都における臨済宗の拠点として栄西が建立(開山)したものであるが、応仁の乱による焼失の他、その後の数度の火災により創建当時の建物は残っていない。栄西と言えば南宋(中国)に留学し臨済禅を学び帰国して禅宗(臨済宗)を広め、また日本の茶祖として廃れていた喫茶の習慣を一般社会にまで普及させたことで知られる。ちょうど今年の6月で「開山千行光祖師栄西禅師800年大遠諱(おんき)法要」の行事が締めくくられたばかりである(遠諱法要とは宗祖が亡くなって50年毎に行われる大法要)。今回、建仁寺を訪れたのは、綴プロジェクトにより高精細複製画として作成・寄贈され、常設展示されている画の中でも、とくに「本坊」中央の間にある俵屋宗達の風神雷神図と二つの龍、「方丈」障壁画、海北友松の雲龍図、「法堂」天井画、小泉淳作の双龍図(これは複製でなく本物)が目的だった。複製とはいえ常設展示で、違わず再現された迫力に満ちた画を前にすると、改めて科学技術の素晴らしさを実感することができる(本物の画は京都国立博物館に寄託されている)。また建仁寺は庭の美しさも知られており、方丈南面にある大雄苑、本坊中庭の潮音庭があり、とくに大雄苑前の広縁では休憩場所を兼ねて眼前に広がる禅の枯山水庭園を眺める観光客が多く外国人の姿も目に付く。因みに方丈の建物は室町時代の建物であるが、もと広島の安国寺にあったのを、かの安国寺恵瓊が建仁寺の再建修復のために移築したものだそうで、安国寺恵瓊の首塚まであるのにはとても驚かされた。

施設の満足度

4.5

利用した際の同行者:
カップル・夫婦(シニア)
アクセス:
4.0
人混みの少なさ:
4.0
見ごたえ:
4.5
本物でなくてもこれだけ忠実に再現され、常設展示されている画は素晴らしい

クチコミ投稿日:2014/07/19

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