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三十三間堂(蓮華王院)

寺・神社・教会

三十三間堂(蓮華王院) 施設情報・クチコミに戻る

木造建築では世界一の長さとか。

  • 4.0
  • 旅行時期:2014/06(約12年前)
モッサンさん

by モッサンさん(男性)

東山・祇園・北白川 クチコミ:6件

正式名称は蓮華王院の本堂である。本堂(国宝)は南北に120mの長さがあり、木造建築では世界一の長さらしいが、世界でといわれると意外な気がしないでもない。三十三間の「間」は日本独自の長さの単位の「間」という意味ではなく、社寺建築の柱間の数を表す建築用語とのこと。三十三間堂は1164年に後白河法皇が平清盛に命じて創建された後、1249年に焼失しており、現建物は1266年の再建後、4度の大修理を経て約750年経過したものである。本堂には中央に安置された本尊の左右に10段50列に500体ずつの千手観音(実際の手の数は40本)が並び、他の仏像を加えると総計1031体の仏像が整然と置かれてあり、独特の雰囲気に引き込まれる。なんでもこれらの仏像の清掃は、専門家の手により修理も兼ねて年に10~20体ほど行われているそうで、全てを行うのに少なくとも50年はかかる勘定である。堂内の左右両端には風神像と雷神像があり、江戸時代に三十三間堂を訪れた俵屋宗達がこの像をモチーフに有名な風神雷神図(国宝)を描いたとも言われている。ここからは少し遠いが、建仁寺に行けば風神雷神図の高精細複製品(綴プロジェクトにより2011年2月キャノン制作)を見ることができる。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦(シニア)
アクセス:
4.0
人混みの少なさ:
4.0
見ごたえ:
4.5
1031体の仏像が並ぶ様は圧巻

クチコミ投稿日:2014/07/11

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