日米戦争の遠因となった時代の建物
- 3.5
- 旅行時期:2014/06(約12年前)
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by T04さん(非公開)
神戸 クチコミ:75件
旧居留地に残る居留地時代唯一の建物です。残念ながら阪神・淡路大震災で全壊したものの、明治時代の技術などを用い、塗装色などを含めて創建当時の姿に蘇えらせたということで、国の重要文化財にも指定されているようです。この建物は旧アメリカ合衆国領事館として用いられていたのですが、現在の感覚で考えれば、その規模は何とも小ぶりです。当時のアメリカ合衆国といえば、日本を開国させた当事国でありながら、その後の南北戦争・米西戦争による混乱期にあり、とても太平洋における捕鯨やアジア貿易の拡大どころではなかったため、こうした規模の建物であったのでしょう。この時代、帝国主義的遅れをとったアメリカの現実が、後の日米戦争の遠因になったという歴史の流れを知ってさえいれば、この建物の世界史的価値を改めて感じることができると思います。建物の東側歩道上には、日本最古の近代下水道である「旧神戸居留地煉瓦造下水道」の遺構もありますし、南側歩道を少し西に向えば、近くには居留地時代の街区境界の標柱も保存されていました。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 「三宮」駅からフラワー通り沿いにある「神戸市博物館」、その裏手ですから、ちょっと歩きます
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 写真撮影中の人は意外に少なかったと思います
- 見ごたえ:
- 4.0
- この建物が領事館として用いられていた時代の歴史を知っていると、色々感じられると思います
クチコミ投稿日:2014/07/04
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