塘路湖ほとりにある標茶の歴史を知る博物館。
- 4.0
- 旅行時期:2014/05(約10年前)
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by おぎゃんさん(女性)
鶴居・標茶 クチコミ:2件
塘路湖南岸、塘路駅から徒歩20分の場所にある瀟洒な洋館が郷土館となっています。
標茶町のある道東の道路や農地の開拓の初期時代、動員されたのは数多くの囚人たちでした。
内地に収容しきれない囚人たちを、このほぼ未開拓のこの北の地に送り込んで、懲役と開拓を一挙に行ったというわけなんだとか。
その囚人たちを監督管理するため、明治13年(1885年)から明治34年(1901年)までの16年間、釧路集治監が置かれたており、この郷土館の建物はその集治監の典獄室(刑務所長室)を移転復元したものです。
郷土館にはその集治監があったころの資料(著名な囚人の紹介まであって驚いた!)から、殖民軌道紹介、地元塘路アイヌの資料やら囚人開拓時代ののちの一級品展示物で、「無料」とは思えない充実ぶりです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 最寄駅の塘路駅から徒歩20分以上。車でないとちょっと大変。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 一級品資料ながら無料です。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- タイミングが良かったかな。学芸員さんの説明も独占。
- 展示内容:
- 4.5
- 標茶町の歴史や近隣アイヌの文化を紹介。個人の方からの寄贈コレクションもあります。
クチコミ投稿日:2014/07/04
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