11代将軍徳川家斉の罪滅ぼし?
- 5.0
- 旅行時期:2013/03(約13年前)
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by kksydneyさん(非公開)
下鴨・宝ヶ池・平安神宮 クチコミ:23件
銀閣寺や哲学の道に近い閑静な住宅地の中に突然現れる通常非公開の尼門跡寺院。
椿で有名なこのお寺は年に2度ほど公開されるのでその時期を見逃さないように!
今回は特別公開に合わせて京都を訪問しました。
ここは歴代尼門跡が御所よりここに入寺する際に拝領した数々の人形や形見の品々が保存されていることでも有名です。
起伏にとんだ寺院内ですが本堂は11代将軍徳川家斉の寄進で葵の御紋の旗がたなびいています。
なんでも幻の将軍と言われた10代将軍徳川家治のお世継ぎ徳川家基の御台所になるはずだった婚約済みの閑院宮家の姫が家基急死後こちらの尼門跡[霊鑑寺4世・宗恭女王(そんきょうじょうおう)・第119代光格天皇の異母姉]になられたので代わりに11代将軍を継承した家斉が罪滅ぼし?で寄進したとか…
(家基は時期将軍の地位を狙った家斉サイドに毒殺されたというのが通説)
その徳川家基の形見分けの遺品も沢山展示されてました。展示品1つにもストーリーが有るんですね・・・・
そんな話を知るとここに葵の御紋の旗が棚引いてるのも理解できます。
- 施設の満足度
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5.0
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/06/09
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