まりもだけではなく、道内有数の土産物店の数と熱い温泉を楽しもう！

4.0
旅行時期：2013/07（約12年前）

阿寒クチコミ：2件

ここ１０数年、毎年のように訪れています。道内では札幌などの都会以外で、ほとんど他にないほどの土産物店が、夜遅くまでやっています。大型旅館が多いので、そこに泊まる客が中心で、昼よりも夕方から夜の方が観光客が多いような気がします。夜には観光客が誰でも参加できる松明行列もあり、アイヌコタンでちょっとしたセレモニーがあります。松明を持って歩くだけですが、たくさんの人とわいわい歩いて行くのは結構楽しいですよ。
阿寒湖は温泉でも有名です。旅館は大抵温泉ですが、残念ながら日帰りを受け入れている所はないようです。アイヌコタンから延びる通りをずっと東方向に歩いて行き、遊覧船乗り場まで来れば、そのお向かいに「まりも湯」という銭湯があります。昔懐かしい銭湯なので、今流行の設備はありませんが、本物の熱い温泉が味わえます。また、入浴している時間がない方は、すぐそばに手湯がありますので、浸けてみてください。その熱さがわかります。ずっと浸けていることが出来ないほどですよ。
温泉街の道を東に進み、突き当たりにエコミュージアムセンターがあります。その前から阿寒湖に突き出た半島を歩く遊歩道があり、松浦武四郎や石川啄木らの歌碑があったり、キタキツネやエゾシカの生息が感じられる案内などがあります。ここの最大の魅力は「ボッケ」と呼ばれる泥温泉です。泥沼の底からボコッと温泉が湧き出しています。しかし、残念ながら、熊が出没する危険性があるため、２０１３年は立ち入り禁止になっていました。解除になったら、いつか訪れてみたいと思います。