駅の北側の歩道橋は、ホームからは直接行くことはできない

3.0
旅行時期：2014/06（約12年前）

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JR函館本線の札幌から小樽方面へ5番目の駅です。ホームが高架になっている近郊型の有人駅です。隣の手稲駅には快速列車が停まりますが、稲積公園駅には普通列車しか停まりません。住宅街広がる街中の駅で、駅の北側には三樽別川を越えてすぐに、駅名の由来ともなった稲積公園があります。
JRの線路の上には三樽別川とJRを越える富丘通の高架橋があります。更にその下に、川を越えるための歩道橋があります。駅から稲積公園方面へ行くのに便利です。JRのホーム（札幌方面）と同じ高さにありますが、直接、歩道橋へ行くことはできません。ホームから一旦、1階の改札に降りてから再び歩道橋に上がることになります。なお、駅の利用者、更に川を渡ったところにある手稲いなづみ病院の利用者に配慮してか、エレベーターの他、自転車も通行できるよう、スロープがついているなど、バリアフリー設備が利いています。
稲積公園駅は、普通列車しか停まらず、現在では基本的には、札幌から小樽方面は特急も運行されていませんが、駅には特急スーパーカムイやスーパー北斗、更にトワイライトエクスプレスや寝台特急北斗星まで通ります。稲積公園駅の先の2つ目の駅、稲穂駅あたりに札幌運転所車庫があり、札幌に到着する特急列車などが回送されてくるためです。いろいろな列車を見ることができますが、本州からの寝台特急は必ずしも毎日定時に回送されるとは限りません。長距離を運転するため、遅れも発生しやくすく、1時間以上遅れてくることもあります。
ホームは高架のため、小樽・手稲方面のホームからは南側に手稲山がよく見えます。駅の南側から徐々に坂道となり、手稲山の麓へとたどり着きます。麓までは二十四軒手稲通や国道五号線の北五条手稲通、札樽自動車道があります。駅を出てすぐの通、二十四軒手稲通、国道五号線のそれぞれにバス停があり、地下鉄宮の沢駅や札幌駅、隣駅の手稲駅に向かうバスのバス停があります。駅を出たところすぐに案内地図がありました。また、駅の南側にはタクシー乗り場もありました。