シニアの旅行 京都 常照皇寺 BYおしどり
- 4.0
- 旅行時期:2014/04(約10年前)
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by おしどりさん(男性)
嵐山・嵯峨野・太秦・桂 クチコミ:2件
常照皇寺(じょうしょうこうじ)は、京都府京都市右京区京北井戸町にある臨済宗天龍寺派の寺院です。本尊は釈迦如来。詳名は大雄名山万寿常照皇寺(だいおうめいざん まんじゅじょうしょうこうじ)。
都市北郊の山中に位置しています。この寺の開山は、南北朝時代に北朝初代の天皇となりました光厳上皇であります。光厳上皇は観応3年/正平7年(1352年)、大和国賀名生の南朝後村上天皇行宮にて落飾(出家)し、禅宗に帰依しました。帰京の後、貞治元年/正平17年(1362年)、丹波山国庄を訪れ、同地にあった成就寺という無住の寺を改めて開創したのが常照皇寺の始まりと言われています。上皇はその2年後に示寂し、当地に葬られました。戦国時代には一時衰退しましたが、その後復興され、江戸時代には徳川秀忠から寺領として井戸村の50石を与えられました。天明8年(1788年)の時点で末寺7か寺を有していました。
歴代天皇の帰依を得た皇室ゆかりの寺であり、臨済宗天竜寺派に属する禅宗寺院です。
府の史跡に指定されている境内には、国の天然記念物である「九重桜」をはじめ、御所から株分けしたといわれる「左近の桜」、一重と八重が一枝に咲く「御車返しの桜」など桜の名木があり、観桜期には大変な賑わいをみせます。
また、寺門前を流れる大堰川(桂川)に掛かる山陵橋からの保全地域の眺めは、四季おりおりの変化もすばらしく、なだらかな山容と相まって山号の大雄山と呼ぶにふさわしいものです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2014/04/28
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