シニアの旅行 西国33カ所めぐり 第28番札所 成相寺 BYおしどり
- 4.0
- 旅行時期:2014/04(約10年前)
-
by おしどりさん(男性)
天橋立・宮津 クチコミ:3件
身代り観音伝説が寺名の由来となっています西国33カ所めぐり 第28番札所 成相山 成相寺へ4月16日にお詣りしてきました。
成相寺は天橋立を見下ろす鼓ヶ岳の中腹に704年に建てられました。寺伝によりますと、この地を訪れた真応上人の前に一人の老人が現れ、観世音菩薩像を置いて行かれました。この仏像を安置するために堂を建てたのが始まりと書かれています。
また、寺号の由来として次のような伝説も残っています。
一人の僧が豪雪で寺に閉じ込められました。飢えに苦しむ僧が祈ると、一匹の鹿が堂の外で倒れていました。仏道に反すると思いながらも空腹に耐えかねた僧は鹿の肉を食べてしまいました。ところが鹿だと思っていた肉は観音像の腿でした。それを知った僧は、自らの罪を悔い「元の姿に成り合いたまえ」と経を唱えると本尊は元の姿に戻りました。仏像が元通りに成り合ったので成相寺と名付けたと伝わっています。
以来、願い事が成り合う寺として、また本尊は身代り観音として信仰を集めるようになりました。
本堂は入母屋造りで千鳥波風で飾られており1774年の建立です。本尊は身代り観音またが美人観音と呼ばれる聖観世音菩薩像で秘仏。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2014/04/23
いいね!:9票