2014/04/16 - 2014/04/17
248位(同エリア1025件中)
おしどりさん
身代り観音伝説が寺名の由来となっています西国33カ所めぐり 第28番札所 成相山 成相寺へ4月16日にお詣りしてきました。
成相寺は天橋立を見下ろす鼓ヶ岳の中腹に704年に建てられました。寺伝によりますと、この地を訪れた真応上人の前に一人の老人が現れ、観世音菩薩像を置いて行かれました。この仏像を安置するために堂を建てたのが始まりと書かれています。
また、寺号の由来として次のような伝説も残っています。
一人の僧が豪雪で寺に閉じ込められました。飢えに苦しむ僧が祈ると、一匹の鹿が堂の外で倒れていました。仏道に反すると思いながらも空腹に耐えかねた僧は鹿の肉を食べてしまいました。ところが鹿だと思っていた肉は観音像の腿でした。それを知った僧は、自らの罪を悔い「元の姿に成り合いたまえ」と経を唱えると本尊は元の姿に戻りました。仏像が元通りに成り合ったので成相寺と名付けたと伝わっています。
以来、願い事が成り合う寺として、また本尊は身代り観音として信仰を集めるようになりました。
本堂は入母屋造りで千鳥波風で飾られており1774年の建立です。本尊は身代り観音またが美人観音と呼ばれる聖観世音菩薩像で秘仏。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 2.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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駐車場の近くにある”撞かずの鐘”
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1609年山主賢長は新しい鐘を鋳造するため近郷近在に寄付を募りました。1回目、2回目と鋳造に失敗し3回目の寄進を募った時裕福そうな家の女房が「子供は沢山いるがお寺へ寄付する金は無い」と断りました。やがて鐘鋳造の日大勢の見物客と一緒に見ていた例の女房が誤って乳呑児を銅湯で煮え立つるつぼへ落してしまいました。こうして出来上がった鐘は山々に美しい音色を響かせました。しかし耳をすますと子供の泣き声、母親を呼ぶ悲しい声・・・。聞いている人々はあまりの哀れさに子供の成仏を願って一切この鐘を撞く事をやめ、撞かずの鐘になりました。
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本堂が見えてきました。
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西国33カ所の巡礼堂です。
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一願一言のお地蔵さん。約620年前に造られ唯一願いを一言だけお願いすると必ず叶えて下さるそうです。
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立派な本堂ですね。
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成相寺鎮守堂
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本堂を横から見ました。
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鬢頭盧さんがここにいました。
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1290年に製造された鉄湯船、国の重要文化財です。
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慈母観音様と身代り地蔵様
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御詠歌です。
波の音 松のひびきも 成相の
風ふきわたす 天の橋立 -
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本堂の内部
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ここでご朱印をいただきます。
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宮津湾ですが霞んで見えません。
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ご朱印です。
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前回は平成22年4月にお詣りしました。
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