日本画家、木島櫻谷さんの旧邸(和館・洋館)です。
- 3.5
- 旅行時期:2013/12(約12年前)
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by kalenさん(女性)
八瀬・大原・貴船・鞍馬 クチコミ:1件
京都の泉屋博古館で開催されていた木島櫻谷展と連動する形で、公開されていた時にお邪魔しました。
お名前は、「このしまおうこく」とお読みします。(「きじま」ではありません)
同時期の画家として竹内栖鳳氏のほうが圧倒的に知名度が高いかと思いますが、実力的には全く引けをとらない力量を持っておられた方です。
和館(生活拠点だった母屋)と画室(アトリエ)・洋館、全て国の登録有形文化財となっているのですが、母屋と和館の間にあった池が、現在は埋め立てられてしまっており、画伯がみていた景色を味わうことが出来ないのが残念です。
建物としては、それぞれに拘りや遊び心が散りばめられており、建築物好きの方には、
≪へ~~~っ≫と楽しめるかと思います。
設計には櫻谷氏もかかわっておられ、当時の京都では名だたる大工さんが建てたようです。
母屋の2階はとても明るく、開放的に造られていて、ちょっと当時の和風建築では珍しいくらい天井が高いと思います。
京都の有名進学校の隣にあり、住宅地の中にあるので、少し以外な立地かもしれませんが、最寄駅からの道順は単純なので、迷うことはないと思います。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 公開されだしたのが、最近なので、ご存知の方が少ないかも。
- 見ごたえ:
- 3.0
- 埋め立てられてしまった池が残っていれば、また全然趣が違ったと思いますが。残念な話です。
クチコミ投稿日:2014/04/12
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