北の戦いの資料を展示

3.5
旅行時期：2014/02（約12年前）

旭川クチコミ：227件

北海道の開拓に携わった屯田兵から、日露戦争、ノモンハン事件、太平洋戦争、そして戦後まで、数々の展示品を交えて解説がなされています。本家の自衛隊にあるだけに、資料はなかなかのボリュームで、詳しく見ていくと、かなりの時間を要します。入館無料。そして、希望すれば自衛官の方が無料で解説案内をしてくれます。
記念館のある敷地は、旧陸軍第七師団があった場所。現在では陸上自衛隊北部方面隊旭川駐屯地となっています。記念館は名寄国道40号線に面し、駐屯地の中にあって、入りやすい場所にあります。道沿いに入館無料の看板も出してアピール。入った時は、制服を着たごっつい感じの自衛官の挨拶がありますが、真面目に一生懸命、長い台詞を解説してくれます。込み入った質問は、答えられなくなってしまうみたいです。
展示では、特に日露戦争に関して、旅順（二〇三高地）攻略の様子が陸軍の立場から詳しく解説されていました。数年前、NHKで「坂の上の雲」を放映していましたが、それを見ていると分かりやすいと思います。
展示スペースは主に２階にありますが、１階には現在の自衛隊の活動の紹介や、軍事関連本の図書コーナー、そして、わずかにおみやげコーナーもありました。