入場無料の施設で、無料で試飲! NHKの朝の連ドラにも期待?
- 4.0
- 旅行時期:2014/01(約12年前)
-
-
by しそまきりんごさん(男性)
余市 クチコミ:30件
入場・見学無料の施設です。施設内ガイドツアーもありますが、これも無料。さらに施設の奥のニッカ会館2階ではウイスキー3種の試飲もできます。その中でも鶴17年は香りが奥深く、売店では9,000円以上で販売されているボトルを見かけました。試飲の量だけでも、そこそこの値段はしそうです。お酒好きにはたまらない施設だと思います。広い窓からの雪景色も新鮮な、フードコートのような広い空間でゆっくりとテイスティングに興じることができました(水割り、炭酸割り、氷自由ですが、無い方がよく味わえると思います)。なお、ウイスキー以外にもりんごジュース(りんごのほっぺ)とウーロン茶のサービスがありました。おつまみも同所でチーズやチョコレートなどが販売されていました(もの足りない方は1階にレストランもあります)。
工場はJR余市駅から100mあまりの徒歩2、3分の距離。駐車場もありますが、みんながお酒を楽しめる列車でのアクセスも良い立地です。
ウイスキーの試飲や販売を行っているほか、買う前にウイスキー博物館で試飲よりもさらに多くの種類の香りも試すことができます。販売は一番奥の売店、ノースランドで、あまり見かけないニッカブランドの缶のウイスキーなどが売られていましたが、お酒が差し控えられる方でも、ニッカウヰスキーの樽に入ったチョコレートなどは、いかにもここのお土産らしくおすすめです(チョコレートの味はコーヒー豆の苦みが利いていて、缶入りのブランデーチョコレートの方が風味があって美味しいかもしれません)。
工場は竹鶴政孝氏が戦前に興したもので、ウイスキー製造の一連の流れを見学することができます。同氏と奥さんのリタ夫人の資料なども展示されていました。物憂げな様子で写真に納まるリタ夫人の表情もかわいらしく(お酒は相当強かったらしい)、今年(2014年)後半からのNHKの朝の連続テレビドラマ「マッサン」にも期待です。訪れた時も気温が-7℃でしたが、この雪深い北の大地でゼロからのウイスキー作りに挑み、戦前・戦中・戦後と苦難の時代を乗り越え、時には爆撃におびえながらも(北海道でも室蘭や釧路、日本海側の寿都などで米軍(ソ連軍ではないとのこと)の爆撃があったらしい)、ニッカのウヰスキーをここまで育てあげた2人の功績を偲ぶことができます。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2014/01/16
いいね!:1票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する