景勝地を眺めた後の休憩によい公園
- 3.0
- 旅行時期:2014/01(約12年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
虻田・豊浦 クチコミ:33件
人の少ない自然の景勝を楽しんでいたところに、ふとある人為の象徴に違和感を覚えましたが、お店など何もないところなので、休憩にはちょうど良いかもしれません。公園は奇岩絶壁の景勝地、礼文華海岸にあり、時には崖が崩れてきそうな岩の隙間を抜ける一車線の道を越したところです。なぜ文学なのかというと、その昔、付近を通るJR室蘭本線が、まだ長輪線だったころ、与謝野鉄幹・晶子夫妻が北海道旅行の際に立ち寄り、車窓から海岸の景色を眺めて随筆などにその美しさを謳い、ほか数々の文人が称賛していることなどを記念したということです。なお、鉄路はその後、トンネルに切り替えられ、現在、車窓からはその景色を眺めることはできません。
道路脇の小さな公園ですが、駐車場や、吹きさらしですがあずま屋や椅子などもあります。海岸を散策した休憩にはちょうどよいです。特に豊浦町など辺り一帯の海岸は、噴火湾に対岸の駒ケ岳の景色や、その夕景がきれいです。訪れた時は真冬の雪の降り積もる視界の優れない日でしたが、雪の積もった岩が、墨絵のように煙る海に浮かぶ様子も風情がありました。
運転には注意が必要な場所ですが、車で行くことができます。また、徒歩の場合はJR室蘭本線の礼文駅から1kmほどのところ。もし運が良ければ1日3往復しかありませんが、豊浦町営の文学碑公園前のバス停を利用できるかもしれません(平日のみ運行。豊浦駅、大岸駅、礼文駅へアクセス。)
- 施設の満足度
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3.0
- アクセス:
- 2.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2014/01/12
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