一大名の城にしては規模がすごすぎる。
- 4.5
- 旅行時期:2011/09(約14年前)
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by モッサンさん(男性)
熊本市 クチコミ:5件
バスツアーでの駆け足。闇り御門を抜けると、まず別名銀杏城のいわれのもととなる樹齢130年の大きな銀杏の木に迎えられる。なんでも清正が植えた大銀杏が西南戦争で焼けた後に芽生えた2代目だそうで、言い伝えのように初代が天主閣の高さまであったすればその巨大ぶりは想像がつかない。銀杏を過ぎると清正が得意とした武者返しと呼ばれるそりかえったカーブを持つ石垣と、漆喰壁に柿渋塗の板張りの黒いコントラストをもった外観が目の前にそびえ立つ。城内そのものもいわゆる各地の城と違ってとてもゆったりとしており、大勢の観光客にもかかわらず、混みあった感じはさほどうけない。天主閣内部は熊本博物館の分館となっていて1階は加藤家、2階は細川家、3階は西南戦争関連の資料の展示となっている。感じることは清正の凄さは単に築城設計の才能のみならず、都市設計、治山治水による新田造成等に現れており、単なる武将ではなく有能な治世者であったことがうかがえることである。名城といわれるだけに見どころは多く、あまり城に興味がなくても立ち寄ることをお勧めする。9月に訪れたが城内は広く、気温も高いため見て回るだけで随分汗をかいてしまったので、夏場の見学はあまりお勧めしない。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2014/01/08
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