札幌開拓草創期の地付近にあるお寺
- 3.0
- 旅行時期:2013/12(約12年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
札幌 クチコミ:1139件
ほんのわずかではあるが、江戸時代末期に入植が始まったという札幌。大覚寺はそんな札幌発祥の地にほどなくの元村街道沿いにあります。現在の札幌の街並みは縦横、碁盤の目状に区画されていますが、元村街道は、大覚寺付近では南西から北東方向へ斜めに伸びています。それも真っ直ぐではなく、のたうつように、ところどころ曲がりくねっていて、碁盤の目の真っ直ぐな道に慣れた目には異様に映ります。
大覚寺は1904年(明治37年)に設立され、1907年に現在地に建立されたとのことで、開拓当初からのお寺という訳ではないようです。そういう点で、大覚寺より先にある本龍寺の方が古いようですが、大覚寺の建物も1914年(大正3年)から残る本堂や山門など、古いものもあります。通常のお寺として現在も活用され、手習い教室など、地域の住民にも利用されているようです。
山門のあたりは樹木も植わっていて、紅葉のころなど良いかもしれません。訪れた時は冬で、雪も積もっていましたが、禅宗の寺の建物には風情があり、よく似合うと思います。寺は住宅などが密集する街中にあり、前の道路(元村街道)も、その狭い道幅に少し渋滞気味。日が暮れかかった境内はひっそりとしていましたが、さびしい感じはしませんでした。
付近は元村街道など、札幌開拓当初の面影を残し、札幌村神社や本龍寺、札幌郷土記念館など、札幌開拓にまつわる遺構などもあるため、併せて寄ってみるとよいと思います。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2013/12/22
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