ハルピン料理店ではなくて、中華料理店「哈爾濱飯店」でした。
- 3.5
- 旅行時期:2013/08(約12年前)
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by 食べ太郎さん(非公開)
札幌 クチコミ:24件
中島公園の散策を終えた後、市電に乗るために公園から西方向へ歩いていて、偶然に「哈爾濱飯店」の看板を見つけました。店舗の外側に掲示してある案内文を読むと「ハルピンから料理人を招いた…」と書いてあります。「ハルピン料理とは珍しい」と思って入ってみたのですが、席についてメニューを見ると、四川料理あり広東料理ありの中華料理オールスターのラインナップで、どこがハルピン料理なんだろうと思いました。が、これは私の勇み足と言うか勘違いでした。店の看板を見ると、「ハルピン料理」なんてどこにも書いていません。看板に書いてあるのは「中国料理専門店 哈爾濱飯店本店」でした。
ハルピンから招いた料理人が中華料理全般を作っているようです。しかし、メニューの中には中国東北地方の地場料理と思える料理も数点あり、私はランチ・メニュー中から炒土豆絲定食を選びました。土豆とはジャガイモの事で、ジャガイモの千切り炒め定食です。ジャガイモは寒冷地の作物で、広東料理や上海料理では使われない食材ですから、ハルピンの地場料理っぽいです。味の方は美味いですが、関西人の私の舌には少々塩辛い。店員の女性が中国訛りの日本語を話す人だったので出身地を聞いてみるとハルピンとの事。私が「広東料理より塩辛いですね」と言うと、それがハルピンの味との返答でした。北方の味付けが塩辛くなるのは普遍的現象なんでしょうか。
店内は半分がお座敷席で中華料理店っぽくありません。元々日本料理店だった店を改造したのでしょうか?メニューを見ると四川料理系が多いようですが、街角にあるナンチャッテ中華料理屋ではなくて、本格的な中華料理店です。ランチ・タイムは1000円以下で満腹できるメニューが並んでいます。
もしこの店が私が最初に勘違いしたように「ハルピン料理店」だったら、遠くからでも行く価値ありと推奨するところですが、普通の中華料理店でしたので遠くからわざわざ行く程の事はないと思います。しかし、近くに住んでいる方は、一度は行ってみてはどうでしょうか。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 一人当たり予算:
- 1,000円未満
- 利用形態:
- ランチ
- アクセス:
- 2.0
- 中島公園駅から徒歩10分。歩きたくない人は市電を利用してください。
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- ランチの定食は千円未満で満腹できます。
- サービス:
- 4.0
- ランチの定食は千円未満で満腹できます。
- 雰囲気:
- 3.0
- 店の半分以上は座敷席で中華っぽくない。
- 料理・味:
- 4.0
- 本場の中華料理と言えるが…ハルピン料理(中国東北地方料理)は少ない。
- バリアフリー:
- 2.0
- 入り口に段差あり
- 観光客向け度:
- 1.0
- 普通の街中の中華食堂
クチコミ投稿日:2013/09/17
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