学術的にはいろいろ珍しい山らしいです。
- 3.5
- 旅行時期:2013/08(約11年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
浦河・様似 クチコミ:30件
アポイ岳に登りました。標高810m。親切に休憩所や説明看板(自然保護の川柳までありました)もあちこちに立っている入門的な登りやすい山です。しかし甘くみてはいけません。そして熊鈴は必須です。北海道の山は利尻や礼文などの離島を除いて熊は必ずいます。札幌市の中心部、中央区の住宅街にも出るほどなのですから…。また、8月の終わりだったので花は少なかったようです。登山道はキャンプ場の奥から入っていき、1合目~5合目までは森の中です。1合目、山頂まで3.8kmの表示がありました。平地の3.8kmとは異なるので要注意です。小さな沢をいくつも越しますが、エキノコックスを考えると飲む気はしません。山小屋のある5合目は標高365mです。半分の高さもありません。ここから7合目まで傾斜がきつくなります。森が途切れるので、夏の炎天下はきついかも。そして7合目で馬の背です。山の肩みたいなところまで来た感じです。様似のエンルム岬など日高の海岸線が美しく見えます。しばらくハイマツの茂る高低差の少ない道が続きますが、8合目からは山頂までの峰にとりつきます。再び傾斜がきつくなりますが、もうひと頑張りです。石に表示が書いてある9合目をいつの間にやら越すと、ダケカンバ茂る山頂です。一旦、森林限界を超えてハイマツ林があり、その次にダケカンバ林があるというのは普通、見られない樹層だそうです。登っていても頂上だけ森になっているのは変な感じがしました。ハゲている人が妙な部分だけはフサフサだったりみたいな…。ただ、炎天下の中ではとてもありがたかったです。なお、登る前後で登山道の入口の所にあるジオパークに寄るといいです。アポイ岳の豆知識をいろいろ入手できます。山は地球内部のマントルがここにだけに露出したものらしいです。マントルの岩の上を登っていたのですね…。
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.0
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 1.0
クチコミ投稿日:2013/08/25
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