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旧風間家住宅「丙申堂」

名所・史跡

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約4万個の石が置かれた屋根が特徴 旧風間家住宅 「丙申堂」

  • 4.0
  • 旅行時期:2011/09(約14年前)
vueさん

by vueさん(非公開)

鶴岡 クチコミ:9件

明治29年(1896年)に、風間家 ※ 7代当主 幸右衛門が、住まいと営業の拠点(店舗)として建てられたもので、広大な板の間や蔵など商家の特徴をよく残している。 この年の干支が丙申の年であったことにちなみ「丙申堂」(へいしんどう)と名づけられたそうです。 約4万個の石が置かれた石置屋根が特徴。

藤沢周平作品「蝉しぐれ」(2005)の映画のクライマックス、文四郎とおふくが再会するシーン、のロケ地がここ「丙申堂」なのだそうです。

※ 風間家の祖先は、越後の国 沢海藩(そうみはん)(現在の新潟県中蒲原郡横越村)の武士だった。 村上で商人となり さらに酒田に移り、鶴岡には18世紀後半に移住したと伝えられている。 創業を安永8年(1779年)としている。 その後、鶴岡城下の五日町(現在の本町一丁目)で庄内藩の御用商人として呉服・太物屋を営み、幕末には鶴岡第一の豪商となった。 明治時代には貸金業に転じ、庄内地方では酒田の本間家に次ぐ大地主に成長。 その一方で児童福祉などの慈善事業や幼稚園経営を支援。 昭和20年代には 丙申堂で女子教育を行っていた。
 

施設の満足度

4.0

クチコミ投稿日:2013/08/25

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