「神になった薩摩義士」知らなかった史実にびっくり
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- 旅行時期:2013/07(約12年前)
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by オリバーさん(男性)
鹿児島市 クチコミ:28件
城山自然遊歩道の入口に薩摩義士碑があります。
この碑の由来を読んで驚きました。この史実、学校で習った記憶がありませんでした。(鹿児島県の人にとってはもちろん常識なのでしょう。)
江戸幕府は薩摩藩に木曽川、長良川、揖斐川の3河川の治水事業にあたらせたそうです。この3河川は、多くの本支流が交錯し、容易ならざる難事業でした。
薩摩藩はこの工事で、莫大な経費を負担した。幕府側の妨害工作などによる過労のため病となって生命を落としたり、あるいは横暴な幕府側への抗議のために切腹して果てる者が出たそうです。最後に、総奉行平田靱負は工事完遂を見届け、この難事業の責任を取る形で切腹したそうです。
藩政時代は、幕府への配慮からこの偉業は公表されませんでした。
1920年(大正9年)、ようやく慰霊碑が建って、義士として讃えられたというのです。
そして、1938年(昭和13年)になって、平田靱負ら85名の「薩摩義士」を、「祭神」に『治水神社』(岐阜県海津市海津町油島)が建立されたそうです。
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 2.5
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2013/08/15
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