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博物館網走監獄

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昔と現在の網走刑務所を知ることが出来ます

  • 4.5
  • 旅行時期:2013/03(約13年前)
にゃんこさん

by にゃんこさん(女性)

網走 クチコミ:5件

網走刑務所は、国内最北端の刑務所で現在は刑が軽い犯罪者が収容されています。映画「網走番外地」の舞台ともなっており厳しいイメージがあるのでなんだか意外です。
かつては日本で一番脱獄が困難な刑務所だと言われ、明治の脱獄王西川寅吉や昭和の脱獄王白鳥由栄(脱獄に成功 吉村昭の「破獄」で取り上げられた天才脱獄囚)らが収監されていました。
1984年に現在の建物が建設、それまでの木造時代の施設は、刑務所から南へ2kmほど離れた網走市呼人地区の天都山麓に移築され、「博物館網走監獄」として公開されています。

そんな博物館網走監獄を見学してきました。
随所にマネキンがあり、当時の刑務所の様子が再現されていました。
白鳥由栄の脱走している様子なんかも再現されています^^;

設立当初の集治監の当時は、刑務所というより凶悪犯と政治犯が同居する強制収容所といった趣が強く、収容者は情け容赦ない労働を強いられていました。
特に日露戦争の際には中央道路を8ヶ月で突貫工事し、その工事にかかわった200名前後の収容者が死亡したそうです。(工事にかかわった全体の20%以上)
工事中の足かせや格好なども展示され、一部体験することもできるようになっています。

現在の網走刑務所も再現されていましたが、厳しい時代とは打って変わりきれいで新しい設備となっていました。
ご飯も想像以上に豪華で、博物館では刑務所の食事を味わうこともできるようです。
網走刑務所では、昔と今の囚人の歴史を知ることができ、とても勉強になりました。

施設の満足度

4.5

利用した際の同行者:
カップル・夫婦
アクセス:
4.5
人混みの少なさ:
4.0
見ごたえ:
5.0

クチコミ投稿日:2013/04/27

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