石造りに見えて実は木造という不思議な建物群。西本願寺観光のついでに。
- 3.0
- 旅行時期:2012/11(約13年前)
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by kasuzouさん(男性)
京都駅周辺 クチコミ:1件
西本願寺~島原界隈を散策するついでに立ち寄りました。
以前から、歴史的に価値のある建物だということは知識としては知ってはいましたが、実際に行ってみると、南の七条通りの喧騒とも、北のお西さんの宗教的な厳かさとも隔絶した静寂な雰囲気に新鮮な驚きを感じました。
休みの日ということもあって人影もまばらな敷地内に佇む学舎は、洋館と言っても、明治大正期の重厚な石造りの建築とは趣が違います。私が感じたのは、シンガポールやマカオなどの南国の植民地に西欧諸国が建てた建物のような、なんとも言えないオリエンタルかつノスタルジックな雰囲気。あとで調べて知ったのですが、この建物は「擬洋風建築」といわれ、石造りに見えるものの、実際には木造建築物に石材を柱などの木部に貼り付けられている「木造石貼り」であるとのこと。あの時感じたコロニアルな雰囲気は、このあたりに理由があったようです。学生さんが居ない休みの日なら、人も少なく休息がてらにのんびり見学できると思います。
私たちは、西本願寺南面の唐門を外側から見ようと、興正寺と西本願寺の間の道を堀川から入って西進し唐門見学を終えた時に、たまたま目に入ったので、敷地北側の通用口のような入り口から敷地に潜り込みましたが、正門は多分東側にあるんだと思います。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 2.0
クチコミ投稿日:2012/11/25
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