敢えて船に乗らず・・・宇多良炭鉱跡
- 4.0
- 旅行時期:2010/06(約16年前)
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by 琉球熱さん(男性)
西表島 クチコミ:150件
浦内川の遊覧船乗り場の脇の道を進んで行くと、森の中に似つかわしくない人工物が現れる。橋、住居跡、トロッコレールの支柱・・・
昭和10年に炭層が発見され沖縄県下最大の炭鉱「宇多良」として開業。最盛期には芝居小屋や医局、小学校まであったという。
しかし炭鉱労働者のほとんどは島の外から集められ、その労働は過酷を極め、マラリアが蔓延し、数多くの死者を出したという。またこのような苛酷な労働環境から、脱走者や自殺者も絶えなかったといわれる。
2005年に訪れた時は、そのままの姿を晒しておりある種の厳粛な雰囲気が漂っていたが、2010年に再訪した際は観光用の木道が整備されており、緊迫感を感じられなかった。
何でもかんでも整備すればよいと言うものではないだろう。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- 景観:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2012/09/29
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