京の風情を感じながらイタリア料理の夕食を…
- 4.0
- 旅行時期:2011/11(約14年前)
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by dune45さん(男性)
京都駅周辺 クチコミ:396件
東京でイタリア料理店を営む知り合いの関西出身シェフから、「関西イタリアンを代表するお店は、ポンテベッキオとイル・ギオットーネ」との知識を得て訪問しました。
イル・ギオットーネ東京には以前一度伺ったことがあり、少量多皿のコースに、京野菜をふんだんに使った繊細な料理に満足度が高かった記憶があります。
人気のお店らしく、ブログに予約状況が記されており、日によっては満席の事もあったようなのですが、運よく月曜日夜の予約を4日前に取ることが出来ました。
場所は河原町から木屋町通りを五条方面に数分歩いたところ。老舗料亭などが並ぶ、京都ならではの雰囲気のある街並みの中にあります。
開店と同時の18時に伺ったのですが、何故かすでに数組のお客さんが入店していて、既に食前酒を飲んでおられました。
お店には、19時20分には会計を終えたい旨を事前に伝えていたので、対応はスムースでした。
「コース料理は時間的に難しい」との事だったので、アラカルトでオーダーする事に。
「二人で4皿くらいで充分だと思います」とのアドバイスに従い、前菜(牛肉のカルパッチョ)、乾麺(スパゲティ)、手打ちパスタ(オレキエッティ)、メイン(豚肉のココット煮)をオーダー。
少量多皿の東京のお店とは異なり、一皿のポーションは多めです。
カルパッチョは牛肉を軽く炙り、ルッコラとともに、スライスしたトリュフがふんだんにかけられていました。二人でシェアしても充分な量の前菜です。
乾麺のパスタは、子持ち鮎と京野菜の具を合わせ、隠し味に七味唐辛子を使っているあたりは、笹嶋イタリアンのなせる業でしょうか?
手打ちのオレキエッティは弾力感たっぷりのもちもちで、百合根と合わせています。
メインの豚肉は、底の深いストウブに入って供されます。豚肉と一緒に白菜がじっくり煮込まれているのですが、これほど甘みを感じた白菜は初めてです。豚肉もほんのりとピンクに色づいており、柔らかくジューシーで美味しいです。
ここまで食べて19時10分。
時間もさることながら、お腹がはちきれんばかりになったので、ドルチェとカフェは残念ながらパス。
会計を終えて19時20分に退店すると、事前にお願いしていたタクシーがお店の前に待っていました。
京都で素晴らしい評判を博す「MKタクシー」を呼んでいただいたあたりにもお店の心遣いを感じました。
サービス全般は、関西系の親しみを前面に出したものではありませんが、さりげなく、でも不足のない満足のいくものでした。
客層は中年マダムと思われる4人組、若い女性と年配女性のカップル、比較的若めのカップル二組、接待と思われる方たちと様々でしたが、スーツ姿の方は見かけませんでした。
今回は、アラカルト4品に、グラスワイン2杯。料理は何れも2500円前後で、お会計トータル14000円弱。コストパフォーマンスはまずまずと言ったところでしょうか。
お店は天井が高く開放感のある作りで、シックな雰囲気です。
大きくとられた窓からは鴨川を眺めることが出来るのですが、残念ながら夜なので、ほぼ真っ暗と言った感じでした。晴れた日のランチタイムは、さぞかし素晴らしい眺めだと思います。
コースメニューは5250円との事。
次回、京都に訪れることがあれば、ランチタイムに伺うか、夜ならばコースメニューを試してみたいと思います。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 一人当たり予算:
- 7,500円未満
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- サービス:
- 4.0
- 料理・味:
- 4.0
- 観光客向け度:
- 3.5
クチコミ投稿日:2012/08/25
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