お餅は餡子を包んだ黄粉のおいしさがすばらしい
- 4.0
- 旅行時期:2011/07(約14年前)
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by たびたびさん(男性)
高野山周辺 クチコミ:116件
松栄堂は、創業安政元年、総本山御用達の御菓子司です。ここの名物が「かるかや餅」。これには、物語がありまして。高野山で僧侶になった父を探すため、福岡県から高野山に来て僧侶になった石堂丸の話です。父は、加藤左衛門繁氏といい、平安末期の筑紫の国の領主。父の旧友の遺児、千里を引き取ったことから悲劇の始まり。愛人となった千里と妻の争う姿で、わが身の罪の深さに驚き、出家。高野山に入ります。千里の生んだ子供が石堂丸。石堂丸は父に会いたさに、母と高野山を訪れます。しかし、女人禁制で母は高野山に入れず、石堂丸も父に顔を知らないので、父からは自分は父ではないと言われ、母のもとへ返されます。しかし、母は、急病で亡くなっており、石童丸も仏門へ。父の弟子となるのですが、生涯父子の名乗りをすることはなかったのです。
さて、お餅は餡子を包んだ黄粉のおいしさがすばらしいですね。ばら売りもあるので、ちょっと試しに買ってみるのもいいでしょう。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 一人当たり予算:
- 500円未満
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- サービス:
- 4.0
- 雰囲気:
- 4.0
- 料理・味:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 観光客向け度:
- 4.0
クチコミ投稿日:2012/05/01
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