壮観!圧巻!1001体の千手観音像
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- 旅行時期:2008/01(約18年前)
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by ARAK&HIROさん(女性)
東山・祇園・北白川 クチコミ:5件
三十三間堂、正式には「蓮華王院」と言います。
名前の由来は本堂の柱の間が三十三あること、その由来はまた観音菩薩の変化した姿が三十三身あることだとか。蓮華王とは観音様の王である千手観音のことです。
本堂の中は、とにかく圧倒されるほどの静謐に満ちていました。そのなかに数え切れないほどの千手観音像が並んでいる、その光景は正に圧巻。冬の朝のきんとした空気の中で、言葉では表現できないほど緊張感のある絵でした。1月末に行ったので、観光客も修学旅行客もほぼおらず、十人ほどしか本堂の中にはいなかったので、余すところなくその緊張感を味わえましたよ。
当時は極彩色に彩られた本堂の中に、金に輝く千一体の千手観音像がいらっしゃったワケですから、それはもう極楽浄土を映したようだったのだろうと想像がつきます。(でも極彩色はちょっとな…と思うけど)
ちなみに、おばちゃんたちが「千本も手がないじゃない」と言っていましたが、補足として…千手観音像は40本(+合掌の手が2本)の手で千の救いの手を表しているんですよ。三界二十五有といって、二十五の世界×四十本の手=1000という計算になるわけです。左右に各々決められた持物を持っていらっしゃいます。それを見るだけでも日が暮れそうかも。
京都に訪れた時には是非、足を運びたい寺院の一つですね。
- 施設の満足度
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5.0
- アクセス:
- 5.0
クチコミ投稿日:2008/01/30
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