≪女川(おながわ)いのちの石碑≫とは、東日本大震災の津波で被災した女川町の子どもたちが、後世の人々の命を津波から守るために...
続きを読むと立ち上げた募金活動を通じて建立された石碑。
一つだけではなく、女川町一帯の被災地21か所にあります。
石碑の場所は、次の女川町HPのいのちの石碑マップで見てみましょう。
●注: この口コミを投稿する2022年1月下旬現在は、21基すべての石碑の場所は出ていません。
https://www.town.onagawa.miyagi.jp/03_00_07.html
その1基目は女川浜の旧女川中学校敷地内に2013年に、最後の21基目は女川1丁目の新女川小中学校の海を見下ろす歩道に2021年11月に出来たと聞いて行ってみました。
どちらもJR女川駅から徒歩でアクセス可。
そのほか、上記駅から歩いて行ける範囲には、石浜の高台移転住宅集会所前の石碑、宮ケ崎の山衹神社境内の石碑があると知り、そちらも訪れてみました。
●注: この口コミの石碑所在地として出ている住所は、1基目の石碑がある女川浜の旧女川中学校のものになります。
これらの石碑は東日本大震災の津波到達点より高い場所に建てられていて、今後津波が来ることがあれば石碑がある地点より高い場所へ逃げるようになどの教訓碑文が日本語のほか、英語、フランス語、中国語でも記されています。
碑文は、この口コミと一緒に投稿する画像でご覧ください。
どの石碑もデザインは同じですが、一緒に出ている震災を詠んだ俳句は、1基目と21基目は同じで、あとはそれぞれ違うとの事。
1基目・21基目の石碑の俳句: 夢だけは 壊せなかった 大震災
石浜の石碑の俳句: 愛すべき 未来のために 我が道を
宮ケ崎の石碑の俳句: ただいまと 聞きたい声が 聞こえない
東日本大震災の津波被災地には次々と伝承施設やモニュメントが造られていますが、子どもたちの立ち上げた募金活動で建てられた石碑もあるんだなと胸が熱くなりました。
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投稿日:2022/01/26