牧庵鞭牛和尚(ぼくあん・べんぎゅう・おしょう)は、1710年に現在の宮古市和井内(わいない)で生まれた人物。
各地の道路...
続きを読むの開削を行ったことで知られ、今の宮古⇔盛岡間の国道106号線の基となった道を開いたのも牧庵鞭牛和尚だったのだそうです。
人物の詳細については、下記のウィキペディアのページでどうぞ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%A7%E5%BA%B5%E9%9E%AD%E7%89%9B
牧庵鞭牛和尚の像は生誕の地にもありますが、宮古市街地にもあって、場所は国道106号線の起点。(宮古NTT東日本がすぐ近く)
この像は、宮古ライオンズ・クラブが設立20周年+国道106号線宮古バイパス開通を記念し、1984年に立てたものだそうです。
碑文には『道路開削乃先駆者 牧庵鞭牛和尚乃像』と出ていました。
2枚目の画像では、像の背後に防潮堤と水門が見えますが、これは宮古湾に注ぐ閉伊川(へいがわ)河口沿いに造られたもの。
2011年の東日本大震災の津波はこの高さ5.26mの防潮堤を乗り越えて宮古市街地へ侵入しました。
2016年に撮った画像でも、牧庵鞭牛和尚の像の周りが荒れているのは、その津波の被害の名残。
像は破壊されたものが立て直されたのかどうか、ポツリとそこに立っているのが痛々しい感じでした。
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投稿日:2016/05/22