野村望東尼終焉之地

野村望東尼終焉之地の石碑は、英雲荘から南西に直線で２００ｍくらいのところにありました。自然石を丸みのある形に加工したものの...  続きを読む様です。歌人である野村望東尼は勤王家としても積極的に活動し、高杉晋作の終焉近い時期にも深く関わっています。晋作の死後は毛利家から二人扶持で遇されていました。石碑には毛利元敬書と刻まれています。毛利本家の末裔の方です。望東尼は毛利藩とも深く関わった人物ですから、ご当主が一肌脱いだといったところでしょうか。   閉じる

投稿日:2021/02/05

老松神社の参道の始まる路地は萩往還です。そこから１００ｍくらい西に進んだところに野村望東尼終焉之地の石碑が建っていました。...  続きを読む歌人であり勤皇家でもあった野村望東は、歌友の荒瀬ゆり子宅の離れに滞在中に亡くなったそうですから、ここに荒瀬家があったのでしょうね。終焉の宅跡ということです。個人宅の門前といった場所ですが、この石碑を置いておくためなのか、門だけが残されていました。   閉じる

投稿日:2021/01/23

野村望東尼は1806年、福岡藩士浦野重右衛門勝幸の三女として生まれ、名は「もと」と言った。1829年野村新三郎貞貫の妻とな...  続きを読むり、1859年夫の死去により尼となった。
その後は平尾の山荘に尊王攘夷派の志士をかくまったりしたため、1865年福岡藩によって姫島に流されたが、翌年高杉晋作に救出され、下関の白石正一郎宅に隠棲した。
晩年は、この地にあった荒瀬ゆり子宅の離れで暮らした。  閉じる

投稿日:2015/07/23