定念寺 (宮市観音)

　防府天満宮近くの旧山陽道（萩往還）沿いに建つお寺だ。門前に観音菩薩像が安置してあり、石台に「宮市観音」と刻んであるのです...  続きを読むぐにわかる。宮市は宿場町だったこのエリアの地名。門前に宮市観音のいわれがあり、当時は「西念寺」という寺号だったことがわかる。明治に入って他の寺院と合併して現在の寺号になったらしい。決して観光的な寺院ではないが、周囲が宿場町であったことや旅の僧侶が観音像をもたらしたことなど地域のいわれを感じることができる場所だ。  閉じる

投稿日:2021/12/15

定念寺は、昔の山陽道の宿場町・宮市の中程にありました。この定念寺は１８７１年（明治４年）に西念寺と正定寺が合併して出来たお...  続きを読む寺さんだそうです。それぞれ１字ずつ出し合った様です。こんなこともあるんですね。西念寺は心誉休無和尚が１５７３年（天正元年）頃の開いたとされ、正定寺は開定誉伝瑞和尚が慶長年間（１６００年前後）に開いたとされています。西念寺には宮市観音があり、そのまま引き繋がれて、毎年４月に宮市観音大祭が行なわれるとのことです。定念寺の山号は普門山で、浄土宗のお寺さんです。   閉じる

投稿日:2021/02/05

定念寺は旧山陽道に面してありました。定念寺には宮市観音として親しまれる、宮市三十三身観世音菩薩があります。これには、このお...  続きを読む寺の前身である西念寺に次の様なお話が残っています。今から約４５０年前、西念寺の最初の住職・心誉上人は観世音菩薩を信奉し、毎日、観音経を百八遍読むことを欠かさなかったそうです。ある日、旅の僧が一夜の宿を求め、住職と一晩中観音様のことなどを語ったそうです。夜が明けると、旅の僧はすでに旅立っていましたが、荷物だけが残っていました。住職が訝りながら開けてみると、三十三身の観世音菩薩が残されていたそうです。   閉じる

投稿日:2021/01/23

織田信長の時代にはあ「西念寺」といわれていたようです。この寺は観音様が有名のようです。山門わきに青銅の観音像がありました。...  続きを読むそれだけだなくこの寺自体萩往還の脇にあり近くに兄部家があります。また防府天満宮も近くです。歴史ある寺院のようでした。  閉じる

投稿日:2016/05/07

定念寺は、防府天満宮の並びにある、ちょっと立派な構えのお寺。
この辺りは、宮市宿本陣を務めた兄部家、脇本陣を務めた中村家...  続きを読むもあった萩往還の中心部だったエリア。定念寺の門前には遊行上人ゆかりの宮市観音も立っていて、往時の賑わいを感じさせてくれます。

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投稿日:2015/06/02