那覇の街中にあるのに“臨海”とは?と思って調べてみたら、もともとは那覇港北岸、三重城の長堤の付け根あたりにあったお寺さんで...
続きを読む、明治時代に港の工事で那覇市住吉に移転、その後、現在の地に移ったそうで、納得しました。
創建は古くて、1459年鋳造の梵鐘(沖縄県立博物館蔵)がかけられていたことから、創建もそのころと見られているとか。
当初は四方を海に囲まれた場所にあったことから、その地勢的位置から、外国人の逗留場所として用いられることがあり、1846年に琉球王国に来たキリスト教宣教師のベッテルハイム(Bernard Jean Bettelheim 1811~70年)の一時的な居留地となったそうで、のちにベッテルハイムは那覇の護国寺に移動し、護国寺には「ベツテルハイム博士居住之趾」の碑が建っています。
このように歴史あるお寺さんですが、“観光寺院”と言うようなスタイルではありませんので、歴史に興味のある方はどうぞ。
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投稿日:2014/05/08