千駄ヶ谷の東京体育館です。JRの千駄ヶ谷駅と都営大江戸線の国立競技場駅が最寄り駅です。
国立競技場は国の施設で、東京体育...
続きを読む館は東京都の施設です。ですが、両方とも1964年(昭和39)の東京オリンピックの舞台でした。
この辺りは日本の国威発揚させるような雰囲気が有ります。
建築家槇文彦氏の設計により1990年(平成2年)に全面改築され、一変しました。私は前の方が良かったなという気がします。
箱ものの公共施設で「競技場」と「体育館」の用語を使い分けられているように思います。「競技場」は試合で勝負を競う場であり、それを見せ、見るための観客席が備えられます。一方、「体育館」は一般の人々が自ら運動するためのものだと思います。この東京体育館には観客席が有るメインアリーナが有りますが、「体育館」ということで、大きなイベントの開催が少なくなったなと思います。
現在、メインアリーナ、サブアリーナ、屋内の50mプール、屋内の25mプール、トレーニングルーム、エアロビクス等のためのスタジオ、多目的コート、200mのトラック等が有ります。
通常、私はプールやトレーニングルームを使っています。
トレーニングルームには自転車のようなマシンや筋トレのマシンが多数有ります。それでもときどき満席になります。
シューズ、Tシャツ、短パン、ハンドタオル等のレンタルができ、お安いです。
50mプールは深さが最大2.2m有ります。初級向けのコースには深さ調節用の台が敷かれており、浅くなっていました。皆さんが往復されています。1往復で100mであり、泳ぎ応えが有ります。このような大きなプールは東京都内でも僅かしか無いと思います。
プールでは水泳帽着用が必要です。スイミング用の水中眼鏡も有ると良いと思います。
トレーニングルームとプールの料金は2時間30分の使用で600円と、笑っちゃうくらい格安です。600円でオリンピック並みの施設を使って、この便利さと快適さ。よいのかなと思ってしまいます。
(株)ティップネスにより管理運営されており、サービスが良いです。
更衣室の近くに浴室が設けられています。水着を着て、浸かっても、すっぽんぽんで浸かっても、構いません。備え付けの石鹸等は有りませんが、持ち込んで、体を洗っている人も多いです。事実上銭湯と同じです。お風呂目当てで来るということも有りかもしれません。
通常、銭湯は450円です。料金600円で450円の銭湯の機能が付いているということです。しかも、一般的な銭湯より内装も設備もずっと高級です。良いホテル並みだと思います。
首都東京の庶民の贅沢だと思いました。
閉じる
投稿日:2014/06/10