「おくりびと」の主人公、チェロ奏者小林大悟(本木雅弘)は妻の美香(広末涼子)に黙って1800万も借金をしてチェロを購入する...
続きを読むが楽団は解散してしまう。大悟は落胆するが已む無く大切なチェロを売り、妻と共に故郷の山形の庄内地方へ戻り新聞広告で仕事を探す。
面接に行ったところが「旧割烹小幡」を利用した「NK(納棺)エージェント」だった。
「旧割烹小幡」は昭和初期のハイカラな洋風建築で今回ロケに使用された3階建ての1階部分はダンスホールとしても使われていたそうだ。大悟は旅行会社かと思っていたら納棺をする仕事だったので驚くのだが、その後も「旧割烹小幡」は何度も登場する重要なロケ場所になっていた。
2階に上がる階段や、鶴乃湯のおかみさん(吉行和子)の納棺のシーンも「旧割烹小幡」撮影され社長(山努)の部屋のシーンは3階部分から外の景色を撮ったそうだ。
2009年4月10日からは内部の見学が可能で4月8日には準備中だったが中を少し見せてくれた。NKエージェント前の坂道も大悟が面接に向かうシーン、大悟の父が死んだと聞いて迎えにきた美香を避けるようにすれ違うシーンなどで撮影されている。「旧割烹小幡」には「おくりびと」のロケ地まわりをする人たちが集まっていた。
通常の開館時間は、午前9時30分から午後4時30分までで、高校生以上100円の協力金。
映画で使われた、石文(いしぶみ)や鮭なども展示されている。
問い合わせーーー電話番号: 0234-23-2446(酒田ロケーションボックス)
アクセスーーー JR羽越本線酒田駅から徒歩12分.
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投稿日:2012/12/17