立地的には向島ですが、浅草駅前から助六夢通り~隅田公園を抜け、桜橋を渡って行く徒歩のアクセスルートが秀逸です。
助六夢通...
続きを読むりには数軒のレンタル着物もありますので、公園にはちらほらと美しい和服に身を包んだ若い女性たちも花を競って歩いています。春の麗の隅田川、既に川沿いの堤防の大島桜はピンクの花が咲き始めており、台東スポーツセンター周りには白いボケが咲き、隅田公園からは隅田川を挟んで花とスカイツリーと着物を背景に写真が撮れたりするのも味のうち。外国人観光客でなくとも、東京観光のイメージそのままの風景を楽しみながら、往復30分程のショートトリップを浅草からこちらのお店までの間で楽しめます。
染井吉野が咲き誇ると人が増えすぎるのと、こちらのお店でお茶を一服することができなくなります。その直前の今時期であれば、お茶とのセットで長命寺の桜餅をいただけます。
ぜひ煎茶といただいてください。時代を経て変わっていく東京の風景と変わらぬ300年変わらぬ伝統の味と隅田川を楽しんで帰れるという贅沢な時間を楽しめます。
お店は三枚づけの桜の葉は外して食べて欲しいと言います。しかし個人的にはここの桜餅は餅も餡も美味しいですが、一番特徴的なのは桜の葉の漬物の「嘘偽りない漬物感」と思います。ですので歯に問題がなければ塩漬けの葉っぱだけで食べたり、お餅に1枚漬けで食べたり変化をつけて食べる方がおススメです。強目の塩味と漬物然とした風味は、煎茶と合わせるとベストマッチと思います。ですのでお店でお茶といただくか、お持ち帰りをしていただきたい。混んでいるからとその辺のベンチで餅だけ食べて美味しいのまずいのいうのは、なんとも勿体ない話です。
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投稿日:2019/03/09