東大雪荘から数百m離れた場所にある森に囲まれた野営場で、東大雪荘とともに、トムラウシ山への登山基地として利用できます。ハイ...
続きを読むシーズンは、1泊1万円、もしくはそれ以上する東大雪荘に泊まらずに、協力金¥250円で1晩を過ごすことができました。
麓から続いてきた道道718号線の端にあり、車を乗り入れてのオートキャンプ場のように使えます。ちなみに、道はここで行き止まり。周辺には人家などは無く、利用者も少なめで、初めての利用ではちょっと不安になりました。近くに東大雪荘はあっても、基本的に必要なものは全て麓から持参してくる必要があります。
野営場は、公称150張はどうかと思いますが、利用者も少なく、予約も不要で、広いテントサイトを余裕をもって使うことができました。炊事場に比較的整備されたトイレ小屋、常夜灯が1灯あります。炊事場の水は沢水を引いているとのことで、煮沸しないと飲用には使えないそうです。常夜灯はLEDのように明るく、灯火の近くに場所をとると、まぶしい夜を過ごす羽目になりそうです。
東大雪荘の温泉を12時から20時までの間、日帰り温泉として使えます(¥500円)が、レストランは外来者については夕食サービスを提供していないということで、11時30分から14時までの利用になるようです。その他、東大雪荘内にはお土産のお菓子や飲料やアイスクリームの自販機などがありましたが、お菓子はまんじゅうやチョコレートのほか、少しばかりのあんパンやクリームパンなどがあり、自販機は建物の内外で料金が共通で、500mLペットが¥180円ほど。ハーゲンダッツの小さなアイスクリームが¥350円でした。
野営場では、特に明るい時間帯はブヨなどの虫が襲ってきて、噛まれると痛いですが、テントの中に避難するか、虫よけを使えば問題はありません。近くにユートムラウシ川が流れていて、一晩中、沢水の音が響いてきました。そんな中、周辺の森から、風とは違うガサガサという物音が…(;’’∀’’)。耳をそばだてて、鹿であってくれと祈りながら、音のありかが移動して去っていくのを待ちました。東大雪荘の周りならともかく、野営場では宿泊者が少ないと、森が深くて不安な夜を過ごすことになります。
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投稿日:2019/08/10