松之山温泉はこれでもかというくらいの山奥にある
ほんとに小さな温泉郷です。
ほんのわずかな平地に旅館と食堂が密...
続きを読む集しています。
ここにはガイドにも載っている、ジャズとおそばの店もありましたが、
三日間浮気まったくなし。
三日連続三回訪問し、扱っているメニューの2/3は制覇しました。
まず驚くのは、これほどの山奥なのに、
かなりのレベルのお造りが出てくること。
これは正直な話、大阪ではまだ味わったことがないレベルです。
(もちろん激高のお店は行ったこともないので除きますが)
特に地元産の、旬の桜鯛などは口の中で身がほころんでいくよう。
お米は地元産のコシヒカリで、お米もそうですが、
しょうゆもこれまたおいしい。
わさびも地元で採れるようで、そりゃうまいはずですよ。
素材だけがいいわけではなく、ご主人の腕も相当なもの。
そのほかの料理も味付けが絶妙です。
今回は広島産カキを磯辺揚げでいただきました。
カキフライといえばタルタルソースでしか食べたことがなくて、
半信半疑だったんですが、こんなにあうものだとは!
実も大きくてプリプリ。巨大なカキがなんと6匹で800円。
まだまだほかにもおいしくて安すぎる品が目白押しなんですが、
あと一品だけ。
津南町の特産品である津南ポークを使ったソースカツ丼です。
もちろん肉質は折り紙つき。そしてご主人の目利きも間違いがない。
さらに腕も抜群にいいことはわかっていたのですが、
私はソースカツ丼というジャンルがどうしてもだめで、
今までいくら評判でも決して手を出しませんでした。
でもここのは大丈夫。というより、おいしいとさえ思いました。
しかもこれまた巨大なカツが4切れものって、
味噌汁とサラダがついて1100円は驚きの価格。
松之山から直江津、寺泊、柏崎は地図で見れば
近く見えるのですが、実際にはすごい峠道で
仕入れは相当大変だと思います。
しかし目利きができるというのはやはり料理人にとっては
重要なんですね。
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投稿日:2018/06/03