JRの駅で言うと、町役場のある幕別駅の方ではなく、手前の札内駅の近くにある温泉です。
麓の悠湯館と、丘上のグランヴィリオ...
続きを読む(華の湯)がありますが、眺めや設備が素晴らしいグランヴィリオの方がおススメです。
ただし、日帰り温泉は千円近くと高いため、どうせなら宿泊で温泉を満喫するとよいです。
平日宿泊で、旧館であれば、大都市のビジネスホテル並みの数千円で泊まれてしまうのも穴場的なところです(旧館の部屋からは、眺めがイマイチ望めない)。
モール湯の十勝川温泉とは、十勝川を挟んで対岸、帯広市街とは札内川を挟んで対岸にある位置関係で、幕別温泉でもモール湯を楽しめます。
グランヴィリオ(華の湯)は、十勝平野を眺める丘上に建ち、宿泊者しか利用できない12階展望風呂があります。
ガラスが多用された眺めの良い風呂で、帯広の市街地が広がる十勝平野のパノラマや、日高山脈を北から南まで一望できます。
特に山の端に夕日が沈む時間帯は素晴らしく、日高山脈が雪をかぶる時期は、青い山並みに朝日を受けて輝く白雪と、えも言われぬ眺めを堪能できます。
地上階の日帰り温泉も兼ねた華の湯も、露天風呂ほか、バラエティに富んだ浴槽を楽しめます。
夜は、露天風呂からは木の間越しに幕別の街の街灯ネオン輝く夜景が眺められるので、暗い時間になってからもおススメの温泉です。
宿泊者は、5時30分から9時までの朝の時間帯も入浴でき、特に露天風呂は凛とした冷たい空気の中、体を温めて、シャキッと1日を始めることができます。
グランヴィリオの泉質は、pH8.2のアルカリ性のナトリウム―塩化物泉で、紅茶のような茶褐色をしています。
入ると、肌がスベスベになります。
ブランド化さらた十勝川温泉よりも安く、また、帯広の市街地からも近いため、穴場的な温泉と言えます。
アクセスは、公共交通機関では札内駅が最寄り駅ですが、丘の上までの徒歩となってしまいますので、帯広駅前から出ている幕別温泉行きのバスを利用するとよいでしょう。
ただし、歩いた場合は、キタキツネと出会ったり、道端に咲くフクジュソウに癒されたりと、意外と自然豊かな環境にある温泉であることが分かります。
宿泊については、帯広駅前の温泉付きのホテルに泊まるよりも、少々、値が張って、アクセスにも時間がかかってしまいますが、断然、こちらの方が眺めや雰囲気がよく、おススメのホテルといってよいでしょう。
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投稿日:2019/04/08