酒屋神社(さけやじんじゃ)は京田辺市役所の南にある神社で現在の本殿は明治9年(1876年)の再建で一間社流造、正面に千鳥破...
続きを読む風向拝の前面軒唐破風を加えている。津速魂神(天児屋根命の祖父)と応神天皇を祭神とし社伝によると神功皇后が三韓に出兵するとき三個の酒壺を神社背後の山中に安置して諸神を祭り、帰国後その霊験を喜んで社伝を創立したとされる。近鉄電車 興戸駅(こうどえき)から徒歩約30分。
延喜式(えんぎしき)の巻9,10の延喜式神名帳(じんみょうちょう)に記載された神社である式内社とされ、神功皇后が朝鮮から持ち帰った「九山八海の石」が、現在もあるといわれる。
また、河内国を本貫とし酒造を業とする中臣酒屋連(なかとみのさかやのむらじ)の一族が来住して祖神を祭ったものともいわれ貞観元年(859年)には「酒殿神」として従五位下を賜っている。
酒屋神社の近くには興戸(こうど)の大池があり、秋は紅葉の名所となっている。
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投稿日:2012/03/02