須磨浦公園から、大阪湾を眺めるだけで、時間はあっという間に過ぎる。有料の回転展望台からの眺めが一番良い。
ここが実は...
続きを読む、摂津の国と播磨の国の境目で、山の頂どおしを結ぶリフトの駅名の由来である。
神戸に屏風のようにそびえる六甲の山並みは、ここで、海に最もせまり、その山と海に挟まれた斜面を、山陽本線、山陽電鉄、国道2号線が寄り添うようにすり抜けている。その様は展望台からも良く見え、国道を行く大型車、山陽線を走る貨物列車や新快速が動脈を実感させる。
おそらくここが六甲山地の西の橋で、展望は南だけでなく、西、そして北まで望める。西の海上には淡路島と、島をも圧する明石海峡大橋が目の前に見え、北には、西神ニュータウンが広がっている。神戸空港も見え、空港に着陸する飛行機が、すぐ前を通りすぎる。
私は子どもの頃兵庫県に住んでいたので、年に何回か、ここに来たことがあるが、今は3年前に行ったきりである。もう一度行ってみたいものだ。
山自体が公園で、山頂には遊園地や観光リフト、カーレ―タといった乗り物がある。麓の山陽電車須磨浦公園駅からロープウェイだけでなく徒歩でも登れる。須磨浦公園駅は特急は停まらないが、阪神梅田発当駅どまりの特急を入れると、1時間当たり4本以上は停まる。実は隣の山陽須磨駅、JR須磨駅からも歩いて来れる距離だ。
海は海水浴場であるだけでなく、釣り客も多く、沿線は鉄道写真の名所である。
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投稿日:2012/08/15