四国八十八カ所遍路旅を始めることにしました。徒歩と公共交通機関を使って2乃至3泊の旅を繰り返して八十八の札所を巡る計画です...
続きを読む。一番札所霊山寺はJR板東駅から徒歩で10分程です。12月のオフシーズンのためか、駅から霊山寺へ向かったのは私一人だけでした。風格ある仁王門が出迎えます。霊山寺は2012年に参拝していますがお遍路として四国第一番霊山寺の札の掛る仁王門の前に立つと身が引き締まる思いがします。門前に白いお遍路姿のマネキン人形が立っています。境内はとてもきれいで右手に鯉の泳ぐ泉水池があり池に浮かぶ稚児像の可愛い姿が目を引きます。左手には鐘楼と多宝塔、正面に本堂、右手に大師堂が建っています。本堂と大師堂の場所を確かめた後、駐車場脇の納経所・売店で輪袈裟と納札を買いました。納札には日付、住所、名前を書き、本堂と大師堂の納札箱に入れます。本堂と大師堂で御経を唱え先祖供養、家内安全、健康長寿を祈願しました。燈明の灯る本堂内はとても厳粛な雰囲気で薄明りの中、龍の天井画が印象的でした。本堂の手前左手には初七日から三十三回忌までの供養の為の不動、釈迦、地蔵等の等身大の石像が13体祀られており興味深く参拝しました。最後に再び納経所を訪れ事前に買い求めていた四国霊場八十八ヶ所専用の納経帳に御朱印を頂き、御本尊の「お姿」を頂戴しました。お姿は御朱印後に各お寺で頂くことができ、霊山寺で頂いた白い御影袋に納めていきます。境内では白衣に菅笠姿も含め何名かのお遍路さんを見かけましたが殆どが車遍路のようでした。
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投稿日:2018/12/13