榛名神社は西暦587年に創建されたようですから、もちろん大化の改新よりも平城京遷都よりもはるかに古いものです!
その...
続きを読む時代にヤマト朝廷の力はここまで及んでいたのでしょうか。
山門は仏教のお寺のようですが、それもそのはず、明治維新後の神仏分離令によって分けられましたが、それ以前は神仏習合の見本のような名刹。
江戸時代には榛名山厳殿寺というお寺であったそうです。
この榛名山、実は20万年前から活動を開始し、何と6世紀半ばまで活動していたそうですから、この神社の創建は、まさしく活動が止んで数年か数十年後に直ちに着工されたことになります。
何と言う根性!それはまさしく火山国日本を象徴する火山信仰なのでしょうかーー。
本殿、普通の本殿とは違います。
何が違うかというと「ご神体」がはみ出ているのです!
本殿は背後の「御姿岩(みすがたいわ)」とつながっていて、その岩の洞窟内にご神体が祀られているということです。
本殿の横に回ってみます。
すると、この御神体を治めた御姿岩の異形が分かります!
何と!数十トン以上もあろうかという巨岩が傾いたまま載っています。
少なくとも1400年前からはこの状態だったのでしょうが、下の本殿を建設した宮大工さんはもちろん、参拝客もさぞ怖かったことでしょう!
災害の多い日本、巨大台風やら震度7の巨大地震などもありますので、大いに心配になった小心者夫婦でした!(汗)
駐車場は多数あり、無料のところも結構あります!
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投稿日:2020/09/29