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男鹿温泉 結いの宿 別邸 つばき

高級旅館

秋田県男鹿市北浦湯本字中里81 地図 / アクセス・施設情報

「石焼料理」は一見の価値

4.0 旅行時期:2023/04(約3年前)

kitto

kittoさん(男性)

男鹿のクチコミ:1件

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 1969年「男鹿グランドホテル」として開業。2015年4月に現名称に変更、全館リニューアル。7階建て、全40室。客室は3~7階、1フロア8室のコンパクトな造り。全室が海側。ホテルは男鹿半島の北岸に位置し、客室も東向きなので、夕日は見えない。
 今回は「和室海側(10畳タイプ)」に1泊。室内は新しい。10畳は二人には十分な広さ。踏込も広く、洗面所、トイレも使いやすい。窓際のマットの上に椅子2脚とテーブルが置かれ、広縁という位置づけ。段差がないので使いやすい。無料WiFi、冷蔵庫、ポット、金庫、ドライヤーなど、設備・アメニティーに不足はない。ミネラルウォーターも一人1本。
 夕食の時間に布団を敷いてくれるのだが、戻ってみると、主照明が消え、広縁のテーブルをダウンライトが照らし、いい感じ。
 温泉大浴場は1階(15:00~23:00,5:00~10:00)。男女別に内湯・露天があり、男女の入れ替えなし。男湯にのみサウナ。タオルは部屋から持参。
 かけ流しの源泉が二つ、内湯(ナトリウム塩化物泉/泉温49.2℃)と露天(低張性中性高温泉/泉温55.5℃)で異なるらしいが、違いがよくわからなかった。入浴客は(夕方も朝も)1人程度だったので、ゆっくりでき、寝湯では文字通り寝そうになってしまった。
 夕食(18:00〜)は、1階・ダイニング「味彩」。開始時刻はチェックイン時に指定。
 料理は会席料理(9品)に、一部バイキング形式。オープンキッチンに天ぷらと寿司。「おくどさんコーナー」にはご飯、味噌汁の他に鯛飯と鯛茶漬け。因みに、おくどさんというのは、京言葉で竈を指す由。北前船で栄えた秋田らしい。
 「石焼料理」の実演もある。秋田杉の木桶に800度近くに熱した「金石」(溶結凝灰岩)を入れ、生の魚介を急速に加熱することで旨味を閉じ込めるらしい。初めて目にする男鹿の豪快な調理法に、ゲストも皆、興奮気味。出来上がった味噌汁も美味だったが、その後に運ばれてきた「真鯛の兜煮」も絶品。〆は鯛飯と鯛茶。お腹も気分も満ち足りる。
 朝食(7:00〜)は同じく「味彩」でバイキング。和食中心に品数も十分。一品づつ取り分けていくとお皿も一杯、御飯(あきたこまちが旨い)も進む。ギバサと呼ばれるねばねばした海藻(正式にはアカモク)も美味しい。クロワッサンも意外といける。

 温泉と口コミ評価の高さで選んだ宿だったが、満足のいく滞在となった。2食付で1万円代後半と、コスパ的には標準だが、夕食は特筆もの。さすが、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の料理部門で18年連続入選、というだけのことはある。

クチコミ投稿日:2023/10/07

  • 和室海側(10畳タイプ)   ダウンライトが・・・

    和室海側(10畳タイプ)  ダウンライトが・・・

  • 夕食

    夕食

  • 石焼料理

    石焼料理

  • 真鯛の兜煮

    真鯛の兜煮

  • ダイニング「味彩」

    ダイニング「味彩」

  • 正面玄関

    正面玄関

  • 利用目的:観光
  • 同行者:カップル・夫婦
  • 1名1泊予算:20,000円未満
  • 部屋タイプ:和室海側(10畳タイプ)
アクセス
3.5
コストパフォーマンス
3.5
客室
3.5
接客対応
4.0
風呂
4.0
食事・ドリンク
5.0

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