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加賀屋が運営する大人の高級旅館

4.5 旅行時期:2020/10(約5年前)

芦花

芦花さん(男性)

和倉温泉のクチコミ:2件

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加賀屋に10年以上前に2連泊し、その際立った仲居さん他のサービスに驚愕。未だ加賀屋を越える究極のサービスに出会ったことはありません。ということで今回は大人限定の加賀屋別邸「松乃碧」に泊まってみました。

松乃碧は、かつて加賀屋の先代女将さんも憧れていた和倉温泉一といわれた「銀水閣」という旅館で、加賀屋がリノベーションし、宿泊と文化を融合した大人の旅館をコンセプトに2015年10月にオープンした旅館だそうです(「加賀屋 笑顔で気働き」小田真弓著より)。

加賀屋は一人の仲居さんが「通し」で接客するクラシックスタイル(加賀屋さんはベタベタサービスと呼んでいる)にその凄みを味わえるのですが、松乃碧は今風の大人の高級旅館を目指しているので、 仲居さんの張り付きはなし。12年前の仲居さんの名前を未だ覚えているほどのスーパー目配りを体験できない点が残念でしたが、総合的な完成度は高い近代的一流旅館でした。

●料理・味
北陸ならではの食材を、洗練された料理にして提供される、程よいボリュームの料理でした。前泊の金沢の山乃尾と比較すると、豪勢さを強調せず、お上品な料理に徹してある、というイメージ。まさに大人の旅館らしいコンセプトの料理でした。

○先附:松茸とキノコお浸し
爽やかなキノコ寄せに、能登半島名産のこのわた(海鼠のはらわた:3大珍味)を使ったお酢に立派な蒸し鮑と、北陸の旬の甘海老と豪華でありながら洗練された大人の料理。

○小吸い物:不老長者スープ
これは、スペシャリテ的料理のようです。出汁がよくきいた上品な味で鱶鰭にスッポンというひつこいイメージのある食材っぽくない点がスペシャリテなのかもしれません。

○刺身:バイ貝、アオリイカ、甘海老、トロ、ブリ
北陸では今が旬のバイ貝(東京では刺身は滅多にみかけないな)、甘海老にブリに、高級イカのアオリときました。

○八寸:加賀蓮根、はす蒸し
こちらも北陸ならではの旬の食材オンパレード。加賀蓮根、煮バイ、青さのいしるだし巻き、金沢五郎芋、能登木耳など。それにしてもどの料理も上品で洗練されていています。薄味なんだけどしっかり味がついているといったら良いのか、さすがです。

○焼き物:棚板焼き
交雑牛とさわらの味噌漬け。これに松茸と栗麩。

○煮物:炊き合わせ
合鴨つくねに、里芋や株などが、うっすらとして上品な出汁に囲まれている。

○食事:キノコご飯
各種キノコ類の炊き込みご飯。和倉郷土汁(海藻の味噌汁)です。まあ、こちらもキノコの香りで秋の味付け。炊き立ての土鍋ご飯は、安定した美味しさ。

○デザート:和倉珈琲の水羊羹と洋梨のジュレがけ

○朝食
生活習慣病予防をコンセプトにした朝食。動脈硬化防止やカルシウム補強、血液さらさらなど、普通に手べていても豪華な朝食なのに、健康にも良いという一石二鳥の料理。

特に美味しかったのはお土産でも売っているいしる明太子、、豆八目の南蛮漬け、そして能登産の白米かな。やっぱりご飯が美味しいのは夕朝食とも変わりません。

●雰囲気・サービス
美術館、と謳うだけあってなんの美術館かというと、能登ならではの輪島塗の美術館。特に加賀屋から引き継いだ角偉三郎産の作品が多く展示されています。

前田家ゆかりの海を望む「茶室」では無料でお茶を楽しむことができます。

中居さんは、若い方が多いのですが、所作や言葉使いがとても上品で、この辺りさすがだなと感心します。何気ない動きに違いが出るのは、何故なんでしょう。教育の賜物か、採用がうまいのか、よくわかりません。

館内では、大きなラウンジまたはラウンジのオープンエリアで長い時間過ごしていましたが、松の木の枝の様子や海や空の刻々と変わっていく色合いなど、またとない時間を過ごすことができます。

クチコミ投稿日:2020/11/13

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